リテール業務とは

リテール業務とは、主に個人向けに預金、振替・振込、ローンの貸付け、金融商品の販売などを行う業務です。これまでは地方銀行や信用金庫がその担い手でしたが、資金調達が直接金融へとシフトしていくなか、メガバンクも生命保険や投資信託のラインナップを増やして提供しています。銀行には膨大な個人情報が蓄積されており、それによって顧客のライフイベンのと合わせたサービスの提案などを行う動きが始まっています。

多様化するサービス

98年の独占禁止法改正に伴い、メガバンクをはじめ様々な金融持株会社が信託銀行、証券会社、ノンバンクなどを傘下にし、個人客に対し、証券の販売、クレジットカードなど様々なサービスを行えるようになっていきました。