業務支援サービスの多様化②
銀行はこれまでも業績不振の企業に対してアドバイスは行われてきましたが、併せて取引先の企業間をつないだり、投資信託や個人年金保険の運用といったサービスも行っています。一部銀行では、傘下の信託銀行やコンサルティング会社と連携した業務を行ったり、不動産における信託業務、記名の株券や社債の名義書き換え事務の代行(証券代行)、またはりファクタリングと呼ばれる債権回収業務も提供します。
企業向け信託業務
信託業務とは顧客の財産を預かり、管理、運用、処分を行うことで、その収入源は手数料です。近年は売掛債権や手形債権の流動化によるサービスも行われるようになり、企業はより柔軟な資金調達が可能になってます。